クライアントさんの急遽お休みがいちばん多いのが2月です。
体温が1度下がると免疫は30%低下するそうです。原因が寒さにあるのは明らかですね。
逆に体温が1度上がると免疫は500%~600%上昇するそうです。
この時期はとにかく体を温めましょう!
パーソナルトレーナーという仕事は「今日調子悪いから休みます」というようなことは許されません^^;
僕は基本的には夏に元気が倍増するタイプです。かと言って冬が嫌いというわけでもないのですが、まあ最高潮ではないのかもしれません。
よって体調の変化を感じたらすぐに温めまくっています。
生姜や根菜類を多く食べるにはじまり、コンプレッションウェア、サウナやお風呂、寝るときは足元に遠赤ヒーター、と結構なりふり構わずいくときもあります。
冬の寒さに負けないために、生活全般において参考にしている本が何冊かあるのですが、その中でもお勧めはこれ。
齋藤真嗣医師著:体温を上げると健康になる
- 自律神経のバランスについて
- 果物や野菜の持つ酵素の重要性
- 筋トレと有酸素運動それぞれの利点
- 市販薬、病院薬の危険性
などなど、専門的な内容が、昨今のトレンドとなっている視点でわかりやすく書いてあります。
運動に関する項目も興味深い内容が多いです。
恒常的に体温を上げるのにもっともよい方法は筋肉を鍛えること。
しかし、筋肉を鍛えることと、筋肉を増やすことは必ずしも一致せず、
特に女性の場合は筋肉の量ではなく質を鍛えるべきであること。
(もちろん最低限の筋肉量はつけなければなりませんが)
質を鍛えるとはつまり脳から筋肉への神経の経路を鍛えること。
そのように鍛えることで、女性らしい美しいプロポーションを維持することができるとあります。
まったくその通りです。
ボディメイクはやみくもに鍛えるのではなく、バランスよくキレイに鍛える。
TRUE BODYMAKESのパーソナルトレーニングでは今まで多くの方が結果を出しています。
それには長年の積み重ねから得たいくつかのこつがあるのです。
体験レッスン1回だけでも、その効果を実感して頂けますので、ぜひ一度お試し下さいませ。
温かい気持ちでお待ちしています。
頭寒足熱|トレーニングで筋肉を使う効果
カラダを温めてパフォーマンスアップする方法をもうひとつ。
「頭寒足熱」という健康法の言葉があります。
頭はひんやり、足元は暖かくした方が健康でいられますよ、いう言葉です。
この状態を就寝時に作るととても寝つきがよく目覚めもよいと言われています。
また、体の末端まで血行が良い状態なので、新陳代謝も上がることになります。
お風呂につかる、布団に湯たんぽを入れて寝る、エアコンでなくコタツで暖まる、寒い日は手袋をしたり下半身を冷やさない服装で外に出るなど、普段からみなさんが何気なくやっている習慣が、実は「頭寒足熱」の状態をつくりだすことに役立っているというわけですね。
トレーニングで筋肉を使う効果
パーソナルトレーニングを始めて冷え性が改善したという方は何人もいらっしゃいます。
筋肉は第二の心臓として、筋ポンプ作用で血液を心臓に送り戻す働きがあります。
また、その際に体温を発生させる働きもあります。
運動をして筋肉を使っている状態が、手足の血行を促し、体温の上昇につながっています。
運動習慣のある人は、「頭寒足熱」の状態が長時間続いているということになります。
ジム通いが長くなるにつれて、みなさん薄着になる傾向にあります。笑
足の指先にももちろん筋肉はついています。
例えば、歩くいう何気ない行為が「足熱」に繋がっています。
カラダを使い、鍛えることで、自分の能力で「頭寒足熱」状態を作ることが理想ですよね。
厳しい冬の季節ほどトレーニングの恩恵が生きてきます。
冷え性の方は、ウェイトトレーニングであれば脚部種目の割合を増やすか、または、外に出て軽くジョギングすることもおすすめします。
体の筋肉の約60パーセントは下半身に集中しています。足を動かすことで、
効率良く体温が上昇して「頭寒足熱」の状態をつくりだすことに繋がります。