より強く、かっこよく|人生を豊かにする男性トレーニング概論

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メンズスタイリッシュボデイ

生活全般に役立つトレーニングを!

一般の多くの男性がトレーニングに望むことは何でしょうか?
ベンチプレスの記録を追求することや、筋肉を大きく発達させることだけが目的という人は少ないでしょう。

体を鍛えて健康と体力を手に入れることや、イメージチェンジを図り、外見の評価を上げること、
そして「変えた体でより人生を充実させること」が本当の目的だと思います。

仕事がたくさんできるタフな体、恋愛や趣味を楽しめる体、家族を守れる強い体、
これは20代の男性でも50代の男性であっても変わることのない、普遍的な男性の願望だと言って差し支えないでしょう。

だからこそ「鍛える」という設定を減量・増量・筋力・筋量といった表面だけこだわらずに、
動ける、使える、持久力がある、スタイリッシュ、というような、実用的な視点からトレーニングを進めていく必要があるのではないでしょうか。

筋肉をつけてカラダを逞しく、強くする

・男性の魅力をつくるために欠かせない大筋群トレーニング

強く逞しい筋肉がついた男性男性のカラダづくりには、主にウェイトトレーニングを用いて行う、
背中、胸、脚といった大きな筋肉へのアプローチが不可欠です。
女性と違い、男性の場合は魅力づくりに基本的な筋肉の大きさが必要です。

例え細マッチョ、ソフトマッチョ指向の方でも、できれば最低限週に一度は筋肥大、あるいは筋量維持を目的とした、ウェイトトレーニングを行うのがベストです。
体をより大きく逞しくさせることを優先させるトレーニングを行う場合には、以下のポイントが大切です。

  • トレーニング原理・原則に基づいて行うこと
  • 今のレベル以上の強度でトレーニングを行うこと
  • (なるべく高重量を使い、ストリクトなフォームでバーンを感じるまで筋緊張時間を持続させること)

  • 今のレベル以上の精度でトレーニングを行うこと
  • (同じ重量でも、体に刺激を入れるトレーニング精度によって効果は全く違ってきます。力を逃がさないコントロール法、運動の伝わり方、神経筋の促通などの進化を考えること)

  • 食事量を増やすこと
  • (炭水化物・脂質・タンパク質のどれもバランス良く)

  • 超回復を促すために、十分な睡眠と、適度に筋肉を休ませること。

筋肉や運動機能をより発達させるには、常に現状の自分を超えるイメージでトレーニングに挑むことです。  
また刺激させた筋肉の成長と回復を促すためにも、食事・休養はトレーニングと同じくらいに大切です。

アライメントの重要性

アウター&インナー・コアマッスルがバランスよく機能する骨格配列

骨格配列画像アライメントとは「骨格及び、骨格筋の配列」という意味で、姿勢の良い状態はコアやインナーマッスルが正しく機能している状態と言えます。

崩れたアライメントは「だらしない・弱そう・元気がない」というマイナスイメージを与えるのに対し、整ったアライメントは「頼もしい・誠実そう・健康的・元気がありそう」と良い印象を生み出します。

姿勢の維持に関しては、見える筋肉より見えない筋肉のほうが強く作用しています。

男性の体づくりには、アウターマッスル、表面の大きな筋肉を鍛えることは欠かせませんが、同時に体幹トレーニングを取り入れ、姿勢づくりに関わる筋肉群も十分に発達させることも考えるべきです。

インナー、アウターの筋肉バランスが整った状態は、結果として運動精度の高いトレーニングフォームを生み出すので、より効果を引き出すことができます。

シンメトリー -均整のとれた体型-

せっかく上半身がたくましくても、下半身が華奢では見た目が違和感のある印象になってしまいます。
また一部分だけ極端に筋力が弱いという状態も不調やケガ、姿勢が悪くなる原因になります。

自分だけでトレーニングすると苦手な部位を避けて鍛えてしまい、均整に問題が生じがちです。
先に挙げたアライメントとシンメトリーは、見た目の印象に大きな影響を与えます。

機能解剖学においては矢状面(左右)、前額面(前後)、水平面(上下)の3つの面があります。
まずはこの3つを基本に、自分のトレーニングプログラムはバランスが取れているか?

その結果としての体形はどうか?体を鏡でチェックしたり、時には第三者の意見を取り入れましょう。

運動能力と男性ボディデザインの関係

「動ける体」が魅力をつくる!

機能的に躍動する人体の筋肉動ける体は、「スピード、パワーがある、持久力がある、コントロール力がある、バランス感覚に優れている」などの要素により決定づけられます。

これらの要素を高めるには、パーツごとに鍛える一般的な筋トレでは不十分な場合が多いのです。
動ける体をつくるためには、つけた筋肉を、機能的に繋げるトレーニングを行う必要があります。

この運動連鎖能力を高める例としては、短距離走・垂直跳び・鉄棒・縄跳びといった体育種目や、サッカー・バスケット・ダンス・格闘技など、体を臨機応変に動かすことが求められるスポーツ実技が挙げられます。

しかしそういった実技やスポーツ競技を行う機会や時間を取るのはとても困難です。
替わりにジムでそういった要素を含んだ動きをトレーニングに取り入れることにより、よりスタイリッシュな体に仕上げることが可能となります。

筋肉を発達させるためのトレーニング、動ける体をつくるためのトレーニング、
その二つを偏らずに共に向上させることで、生活全般に役立つ使える体をつくることができます。

一般にかっこいいと思える体は、単に筋力や筋肉量のボリュームで作られたものでなく、良好な身体能力(機能)が体に現れているからだと言えます。

人には、特に男性には元来運動する能力が備わっています。

自分の目的とする体形と筋肉の質と量を具体的にイメージし、丁寧にトレーニングを重ねていけば、どんな方でも、必ず理想の自分を手にすることができるでしょう。

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