響き合い高め合うこと。

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みなさま、こんにちは!TRUEBODYMAKESパーソナルトレーナー窪田です。
昨日(4月10日)は最高気温26.5度、高気圧に覆われたとてもすっきりと気持ち良い日曜日でした。

セッションの合間があったので、代々木公園の桜はまだ見れるかなーと思い向かってみたところ、駐車場が長蛇の列で入れませんでした。

わんわんカーニバルなるものが行われていたらしい。

犬と桜が見れなかったのは残念ですが、気候とまん延防止解除のせいか、行き交う人々の表情が明るく映りました。

まん防解除といえばこんなニュースもあります。

東京都、感染者同僚の出勤制限せず 接触者特定も不要
コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断

5類の方はまだ確定ではないようですが、麻疹やインフルエンザと同じ方向でということですね。

世界各国で次々と規制の全廃が進む現在、今後さらにコロナ禍の全体像が見直されていくのは間違いないと思われます。

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さてこれは数日前のことです。

クライアントNさんとパーソナルセッションを終えて、トレーニングはやめたり休んでしまうと効果がなくなってしまうのですか?というご質問にお答えしながらゴールドジムの階段を降りていました。

「一定期間休むと表面的には効果がなくなるように見えたり感じますが、構造的にはなくなりません。再開すればいつでも引き出すことができます。」と僕は言いました。

するとクライアントさんが興奮気味に「今、とあるシーンが浮かんでるんです!」と言いました。

その後送ってくださったのがこれらの画像です。ご本人承諾のもとご紹介します。

鍛錬
共有
調和

いつもレッスン中、クライアントさんがどんどんと元気にキレイに輝いていく姿を目の当たりにします。

トレーニングは単に筋肉をつけたり脂肪を落としたりするだけではなく、その人のエネルギー全体を発現し増幅させるものです。

そのエネルギーはまさに宝物という表現がぴったりのように思います。

以前、キスをしたら運動パフォーマンスが上がったエピソードを書いたことがあります。(僕がしたのではありませんが)

おかげさまで今までにパーソナルトレーナーとして15年間にわたり1000人以上の方と接させてもらうことができました。

そして辿り着いた実感と結論は、
人は本来誰もが素晴らしい存在であるということ、
お互いが響き合うことでより高め合う本質があるということです。

これは運動だけでなく、古今東西さまざまな分野において語られ続けつつも、妨げられがちな真実と言っていいと思います。

疫病と戦争の話題が重なる中、まだまだネガティブな風潮が続いています。
どこかに意図的な悪意があると気づいている人も多いと思います。

しかし僕個人としては、今世界はとてつもないパラダイムシフトの過渡期にあり、この経験と反省がより明るく自由な、誰もが自分らしく生きられる未来に繋がっていると感じています。

古神道には逆吉という和の叡智があります。
人のカラダには超回復という万人に備わったシステムがあります。

ニュアンスの違いはあれど、どちらもダメージのあとにはそれを調和させる大いなる流れが存在することは同じです。

もしかしたらもうしばらく混沌が続き時間がかかるのかもしれません。
それぞれが自分を尊重し人に優しくする必要があるようにも思います。

でもその先には、さきほど挙げた人本来の素晴らしさや響き合いがそのまま反映されるような社会が到来すると信じてやみません。

混迷の世の中において僕にできることは限られていますが、
トレーニングやボディメイクを通じて、誰もが持つ宝物の存在を少しでも知って頂けるよう、これからも力を尽くしていきます。

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今回書いたことはNさんより投げかけられたものから引き出された共鳴です。

そのことにとても感謝しています。

Nさんが言うにはこの俳優さんにはもう一つ名台詞があって、「常に鍛錬し、いつ来るとも分からない機会に備えよ」だそうです。

当然ですが休んでる間はパフォーマンスが落ちているので、常に鍛錬が理想と言えば理想ですね。

僕は、テレビは自分で物事を考える力を奪うので禁止(スポーツと音楽番組は可)という家庭に育ったせいで、ドラマを見る習慣がありません。

ですが今回のように信頼できる方のおすすめなどのときは見ていますし、その都度よかったので楽しみです。

窪田志尚パーソナルトレーナー顔写真
2022年4月11日 TRUEBODYMAKESパーソナルトレーナー 窪田志尚

(追記)可逆性のトレーニング原理について補足します

可逆性の原理とは、三大トレーニング原理のうちのひとつで、トレーニングの負荷が減少したりトレーニングを中止したりすると、運動能力は低下するという認識のことです。

運動量の減り具合や個人個人のトレーニング時以外の日常動作やその運動感覚にもよるので、一概にどの程度とは定義できませんが、一般的に心肺機能はトレーニング中止から2〜3週間、筋力・筋持久力は2〜3ヶ月で減少すると言われています。

しかしここで大切なことは、可逆性の可逆ともいうべき概念を付け加えるべきだということです。

冒頭で構造的にはなくならないと申し上げましたが、過去に行ったトレーニング結果は体に記憶されています。

はじめにとある運動能力やボディデザインを手に入れるまでに要した労力と比べて、手に入れた後失ったものを取り戻す労力は遥かに少ないのです。

ですので、もし何かの理由でトレーニングを挫折したとしてもそれは全く無駄ではありません。
中断したとしても不安になる必要もありません。

アスリート級の運動量におけるMAX値みたいな話になるとまた別でそう簡単にはいきませんが、よほどのレベルでなければ可逆性の可逆という考え方で大丈夫です。

全くもって人は興味深く素晴らしい機能に溢れているのです。

ただしあきらめたらそこで試合終了です。どんな状況でも自分自身の可能性を捨てずにいきましょう。

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